シンプレクス・テクノロジー (4340 東証2部) | ||
今日の株価 | 会社ホームページ | |
金融システムの開発を行う会社です。といってもデリバティブや株式といった金融商品系の最先端システムのみを手がける会社で一般的にはほぼ無名の会社といってよいでしょう。 実際に売上高は東証上場企業でほぼ最低クラスの26億円です。 この会社はそのビジネスモデルも非常にユニークで面白い会社ですが、それ以上に注目なのは経営陣の優秀さとキャリアです。 金子社長を初めとする経営陣は、大半がソロモンブラザーズのトレーディングチーム出身で、創業者の三上氏はソロモンブラザーズの著名な伝説のトレーダー(確かソロモンアジア代表だったはず)です。(三上氏については楽天証券のコラム参照) 会社としてはまだまだ小さい会社ですが、将来性は非常に感じます。 現在は単一のドメイン(システム開発)に特化する戦略のようですが、本格的な拡大期に入ったとき経営陣の優秀さが遺憾なく発揮されると思います。 システム開発を手がける会社で利益率22%は驚異的です。それだけノウハウが詰まった仕事をほぼ独占的に手がけているのと推測できます。 毎年30%ペースの伸びで順調に成長してきていますので、どこかで多角化を目指すタイミングに大きく注目される会社になるでしょう。 |
||
会社発表情報によると、ひまわり証券のシステムは、シンプレクスが構築しているようですね。 同じく、日興ビーンズのシステムも構築しているようです。 |
||
「ヘッジファンドテクノロジー」:三上芳宏著 創業者の三上氏が書いた本です。 ヘッジファンドについて詳しく書かれています |
||