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| トレンドマイクロ（4704 東証1部） | ||
| 今日の株価 | 会社ホームページ | |
| トレンドマイクロ（4704）という銘柄がある。非常に良い銘柄の一つだがここに来て急激な危機にさらされている。 今さら説明はいらないかもしれないが、ウィルス対策ソフトウェアの大手の一角として世界的にも有名な会社だ。 この会社はこれまで、業績的も株価的にも、順調に推移してきた。 しかし、先週の木曜日のマイクロソフトの以下の発表を機に一気に危機的状況になった。 ****************************************************** マイクロソフト、スパイウエア削除ソフト試験版の配布を開始 ［シアトル ６日 ロイター］ 米マイクロソフト スパイウエアは、パソコン画面に頼みもしないのにポップアップ広告が出てきて、コンピューターユーザーの操作をひそかに記録するプログラム。マイクロソフトが今回配布を始めた「ウィンドウズ・アンチスパイウエア」ソフトは、同社が１２月に買収したジャイアント・カンパニー・ソフトウエアのプログラムをベースとしている。 マイクロソフトは、来週にはウイルスその他の悪質なソフトを取り除く製品の配布を開始することも明らかにした。 （ロイター） - 1月7日12時38分更新 このニュースは、とりあえずスパイウェアの対策ソフトだ。 現時点でのトレンドマイクロの業績に対する影響はそれほど大きくは無いだろう。 しかし、多くの投資家の目には、IEを無償で配布してネットスケープを退けたブラウザ戦争がフラッシュバックされたに違いない。 この後、マイクロソフトはウィルス対策ソフトも配布すると言っている。 これが本格的に配布されたらトレンドマイクロはどうなるのか？ ましてや投資的には、トレンドマイクロはこれまで独占的な地位を築いてきた事で高いPERが許容されてきた会社だ。 独占的な地位が危ないとなれば、既に多額のトレンドマイクロ株式を保有している機関投資家がどのような行動に出るだろうか。 僕が機関投資家なら間違えなく運用している玉（株式）を一旦外す。 実際に発表後の2日間の株価の推移は、僕の推移を裏付けるような動きになっている。 投資家の皆様は十分な注意が必要と思う。 Blogランキング！ お願いしまーす。 |
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