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株式投資関連
サイボウズ (4776 東証2部)
今日の株価 会社ホームページ
◎何の会社?:
サイボウズオフィスというグループウェアを開発販売する会社です。
グループウェアというのは、スケジュールや住所録を会社で共有するソフトで、社内の人のスケジュールが一覧で見れるので、会議等の調整がとっても便利だったりします。情報共有ソフトというのが正確かもしれません。
ライバルは、ロータスノーツですが、サイボウズが使いやすさと知名度で圧倒的なシェアNO1を獲得しているようです。

◎なぜ注目しているのか?
1.顧客基盤の厚さ
まず、サイボウズ社は、1万7千社以上に既に導入されているという顧客基盤の厚さです。
この会社の業績が伸び悩んだ理由は、売り切り形態にありました。要するに一回販売したらそれ以上会社にお金が入ってこないという販売形態でスタートしてしまったため、一定のシェアを超えたところで、新規顧客が増えず伸び悩んでしまったのです。
例えば、1.7万顧客のユーザーが1社30人と仮定すると、サイボウズユーザーは51万人いることになります。これに対して月100円程度課金すれば、月5000万円、年間6億円の増収です。売上高29億円のサイボウズにはインパクトが大きすぎます。
会社側も、顧客基盤を生かした事業展開を検討しているようですので、大きな期待が持てると思います。

2.ダウンロード販売
サイボウズはソフトウェアの会社としては唯一といってよいダウンロード販売を確立している会社です。ダウンロード販売は、自社のホームページからソフトを販売するため、販売コストはゼロです。しかも、基本的にカスタマイズしないで販売しているため、追加コストも掛からないわけです。
極論すれば、この会社は人が不要なのです。
もちろん、広告宣伝や新バージョンの開発等に人を割いていますが、何もしなくても勝手に売れて、勝手に儲かるという形式は非常に魅力的です。

3.リスク
ユーザー課金の件もそうですが、ビジネスが下手です。これだけの顧客基盤を持ちながら、この程度の売上、時価総額に甘んじているのは、経営陣のビジネス下手に起因していると思います。経営者としては今一歩な印象があります。(エンジニアとしては良い人だと思いますが)
また、事業展開が全体的に遅い!顧客基盤を生かした事業展開やM&A戦略を打ち出してから1年以上が経ちますが、全く動きが感じられない。また、海外展開も売上が伸び悩んでいますが、テコ入れが遅い!上手く展開すれば、海外でも十分競争力のある製品だと思うのですが。。
この遅さが、ベンチャー企業として致命傷にならなければ良いのですが、、、。


◎株価は?
2005年3月21日現在=145,000円、時価総額140億円
株価は3分割前の10万円割れ(現株数で言えば3万円)からずいぶんと回復してきました。が、この会社の潜在的な業務基盤で言えば、まだまだ安いと思います。
この会社の時価総額は、SIとして評価されていますが、圧倒的な顧客基盤を生かしてビジネス展開できれば、ネット関連企業として評価される可能性もあり、その場合は時価総額1000億円近い評価を受ける可能性もあると思います。
しかし、少し時間はかかると思いますので、ゆっくりと待ちたいですね。
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サイボウズ創業社長退任 2005年04月01日掲載

今日はこのニュースから。
僕の投資先の一つであるサイボウズ(4776)の創業者で社長の高須賀氏が退任するようです。
ベンチャー企業って、社長のリーダーシップって大きいと思うんですよ。
ましてや創業社長の影響力ってすごいと思います。

この人がやめてしまうということは。。。会社の活力、方向性は。。。
ちょっと今後の投資方針どうしようか考えます。


各位
                           平成17年4月1日
                          サイボウズ株式会社

            取締役退任のお知らせ


当社代表取締役社長 高須賀 宣は、平成17年4月22日開催予定の定時株主総会および同日開催予定の取締役会において、取締役会長に就任を予定しておりましたが、任期満了をもちまして退任することとなりましたので、お知らせいたします。


高須賀 宣は、青野 慶久(現CEO)、畑 慎也(現CTO)とともに、サイボウズ株式会社を平成9年8月に設立いたしました。それ以来、代表取締役社長として平成12年8月に東証マザーズへ上場、平成14年3月に東証第二部への市場変更を果たし、当社の成長を牽引してまいりました。
今年度(平成18年1月期)より、既存事業の経営についてはほぼすべてを青野に引き継ぎ、高須賀はM&A戦略立案やIRに特化して活動をしてまいりました。
今回の退任については、M&A、IRについても基本的な方針や戦略が明確になったこと、及びその執行については現経営陣で可能であると判断した結果、高須賀自身が申し出たものです。
現経営陣は、既存事業の拡大とM&A等によって、引き続きサイボウズの企業価値向上に努める所存であります。
                                 以上
サイボウズはいよいよチャンス到来(2005年6月〜7月)

サイボウズはいよいよチャンス到来と見ています。
大企業向けのガルーン導入により、保守費として年間20%チャージしているのが安定収益としてようやく効きはじめています。
これまで業績が不安定で、月次の発表をドキドキなしで見てられなかったのですが、安定収益源のおかげで、売上が安定して伸びてきました。

しかも、前社長の高須賀さんの株式売却のお陰で、予想外の安値を実現し、僕も安値でかなりの株数を仕込むことが出来ました。(本音はもう少し仕込みたいので、もう一段安を待っているのです。)

大半の機関投資家が、売切型のグループウェアの会社と見ているうちがチャンスです。
この会社は、企業版ヤフーとしてひそかに生まれ変わっています。
おそらく、来期かその次の期の収益は大きく変貌しているでしょう。
皆が気が付くときでは、既に遅いのです。

僕は、今年来年で最も期待ができる状況に入ってきた銘柄であると確信しています。
日本発のソフトウェア会社で、マイクロソフトに対抗できる会社はこの会社しかないでしょう。
最悪のケースであっても、楽天ORライブドアあたりが高値で買収するでしょう。
その価値は十分にあると思います。
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