アドテック (6840 ジャスダック) | ||
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6840 アドテック ← 暴力団とのつながりが指摘されたストレージのアドテックスとは別の会社。 先日、ちょっと面白い銘柄を見つけた。 はっきりいって、ここ数年の業績は悪い。赤字かそうでなくてもなんとか赤字を免れるかどうかというところだ。 数年前に創業者が株を売却しシンデンハイテックス(非上場)という半導体系商社の傘下に入った。 この経営母体の会社をいろいろと調べたがどうやら案外固いまともな会社のようなのだ。 そして、この会社が先日打った経営施策がなかなか良い。 格安PCメーカーマウスコンピュータ(MCJ)との資本提携である。 格安PCメーカーとして順調に業績を伸ばしているMCJに対してメモリなどの周辺機器を独占的に供給できるようになれば業績的には飛躍的に回復するはず。 市場はこの経営施策を評価しきれていないのか、それとも大口の売り手がいるのか(僕はこっちの可能性が高いと見ている。)、株価は一瞬だけ吹き上げたものの、一段と下がってしまっている。 商材的にも、メモリなど市況ものの製品を扱っているため、市況が好転すればそれだけで業績は伸びるかもしれない。ウィンドウズVISTAの発売以降メモリの重要性がクローズアップされる可能性もあるかもしれない。 他にも起爆剤になりそうな材料もいくつか布石が打たれている。 それよりも先日打った経営施策(資本提携)は経営成績を大幅に改善するための大ホームランになる可能性がある。 そして、この会社のBSをチェックしてみた。 経営母体が変わってから、売掛金を半減させ、在庫も大幅に減らし、資金繰りを改善している。 不良債権に対する引き当ても十分に実施しているようだ。 さらに大手監査法人(中央青山)が引き続き監査を継続している。(近年このチェックポイントが機能するようになった。) 一連の動きを読むと、この経営母体会社は真面目に経営する気があるなと感じられる。 赤字スレスレの会社が黒字に転換した時。 株価的には本当においしい。 問題は一つだけ、流動性の低さにある。 あまりにも小型株(時価総額30億円以下)のため、ちょっと買うとすぐに会社四季報に名前が出てしまうこと。 そして、流動性が低くて、なかなか思うように買えないこと。(=ということは売るときもきっと苦戦する) 今なら大口の売りが出てくるので、なんとか買える。 こういう銘柄は、早いところ集めてしまっておきたい。 ちょっとバクチ銘柄だけど、真面目にやってるなら投資して夢を買ってみようかなってこと。 MCJとの提携が不調に終わった場合でもシンデンとの合併など何らかの経営策がでてきれば大化けする可能性は十分にあるし、財務的な処理はだいたい終わったっぽいので、これからは業績を改善するだけだ。 なんといっても、時価総額20億円だ。一発化ければ10倍の期待感はある。 |
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