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株式投資関連
クインランド 2732 ヘラクレス
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業務内容分析

6月19日付けBLOG
今回購入したクインランドについて書きます。
大証ヘラクレス上場の設立10年以内のベンチャー。
業績の伸びが驚異的。

現在のメイン事業は中古車販売(ガリバーのフランチャイズ?)であるが、これがこの会社の本質だと思うと見誤ります。
この会社がすごいのは、自社の中古車販売をWEB上行った時のノウハウを生かして、ネット上のマーケティングシステムをパッケージ化して販売している点です。
で、このシステムは自社のマーケティング用ですので、自社の広告宣伝費の一環で開発を進めており、これを他社展開する場合、高利益率(80%程度)で、販売できてしまうわけです。
しかも、WEBマーケティングの世界は現時点では、全く確立されていない世界なので、先駆者利益は高いと思われます。
上場企業で、この仕事を行っている会社は皆無と思いますし、非上場も含めて高いレベルで展開している会社はこの会社だけですので、今後も高い成長が期待できそうです。

上場直後1年程度は、中古車販売の会社と見られており、ほとんど株価が上がりませんでしたが、昨年1年間で約5倍値上がりしており、それでも利益成長を考えると割安と判断しています。

実は1億円達成の大きな原動力になった会社の1つです。

また、社長は、日本LCA(ベンチャーリンク(9609)の親会社)時代に、サンマルク(7479)のフランチャイズ化を手がけ、最年少取締役になったという非常に優秀な方で経営力にも期待しています。

現在、時価総額470億円程度ですが、この1〜2年のうちに1000億円くらいまでは(多少の山谷はあっても)ほぼ確実に達成できる会社であると感じます。
クインランドの飲食事業 クインランドでは、飲食事業としてスープ屋さん「ディアスープ」を展開しています。
ディアスープでは具たくさん美味しいスープをプレゼント(毎月抽選)
是非お試しください。
(株主優待でもこのスープがもらえます。美味しかった)
クインランドのIRと投資ギャップについて

2004年6月21日付け
クインランドのIR姿勢は、どうかという質問いただきましたが、僕はこの会社のは良く出来ていると思いますよ。

ただし、会社の内容がわかりにくいというのも事実で、だからこそ投資収益のチャンスがあると思っています。

そもそもこの会社の株価が低迷していた原因が上場時の主要事業が、中古車販売のが中心で、そこにフォーカスがあたっていたせいだと思います。

ただ、上場して1年経って、WEBマーケティングが収益に貢献し、それに気がついた一部の投資家が先駆的に買い上げたことから、株価が上がり始めたと思っています。
現在の株価を見る限りでは、まだまだ関連とはみられていないようですので、投資チャンスがあると判断しているのです。 このように、多くの投資家の投資判断と、会社の実際の事業の間にギャップが生じているような会社は、大きな利益獲得のチャンスが有ると僕は考えています。

ジャスダック、ヘラクレスには、このような会社がいくつかあり、投資をして比較的高い収益をあげています。

ただ、これらの会社群に対する投資の欠点は、成果をあげるのに非常に長い時間がかかる可能性があるということです。
人気銘柄でないため株価が平均の流れから乖離するケースが多く、必ずしも全体に動きにリンクしないのも特徴です。

話が、飛びました。
クインランドのIRは、よく出来ています。
特にIRのプレゼン資料は、非常にレベルが高く、事業力(経営力)の高さをうかがわせます。
事業がわかりにくい理由は、メインのマーケティングが、BtoBであり、一般になじみがないことが原因でしょう。そのうち解消されると思いますよ。

また、ビジネスの場合、IR(というかPR)において、顧客名がだしにくいという事情もあると思いますので、一般投資家はIRに不満を持つのでしょうね。

あと、クインランドのIRで唯一不満があるとすると、社長さんでしょうか。IR説明会で、微妙な情報しゃべりすぎじゃないでしょうか。IRビデオを見ていると、未発表情報がざくざく出てきて、ちょっと怖くなりますね。フェアディスクロージャに、注意したほうが良いかもしれません。
完全な見落とし
2006年8月21日掲載
クインランド(2732)という銘柄を保有していた。
2003年初頭に購入して、10倍以上になった銘柄という思い出深い銘柄のひとつ。
2005年ごろにビジネスモデルを変更し、当面の高成長が見込めなくなってきたので、全面的に売却していた。

その後、M&AやMSCBなどで企業が大きく動きだいぶ企業の状況は変化していた。

今年の年初に会計処理上の問題で下方修正をした。
下方修正は会社の発表によれば「経常利益的には計画通り(よく資料を読むと計画を若干下回っている)で、特別損失が発生することによる下方修正」ということで、中長期の成長力には問題がないように見える。

とはいえ、投資家は、下方修正やM&Aで膨れ上がった有利子負債の多さを嫌気して、株価は年初の40万円水準から10万円を切る水準まで下がってきた。
もちろん、今年に入ってから中小型株が売られる流れの一環の影響は多分にある。

先日、株価は下がりに下がって6万円を切った。
多少下方修正があったとしても、3Qまでの成績から見ると、経常利益は予想の70%くらいは確保できそうだし、1株あたり純資産は92000円。(もちろん、いろいろと資産性に疑念がある資産は含まれているが。)

「さすがにこの水準なら下値は小さいだろう。」
そんなことを考えて、6万円割れからは少しずつ買っていった。
その後、新興市場の地合回復にも助けられ、一時9万円を超えた。
下方修正が出なければ、10万円回復はあるだろうと見て、特に売買していなかった。

しかし、先週出た一つのプレスリリースを見落としていた。
一時監査人選任のお知らせ。
6月決算のクインランドの決算発表は8月下旬の予定。
決算発表を目前にした8月15日に会計監査人が交代するとは普通の事態ではない。
しかも、大手のあずさから、無名の監査法人への変更。

このニュースに週末に気がつき本日全て売却した。
危なかった。。
幸運にも買値が十分に安かったので売却益が出たが単なるラッキーでしかない。

僕は、信用できない企業には投資したくない。
今後の株価がどうなろうと関係がないこと。