高配当利回り銘柄のリスト
大和証券投資情報室は12日、主な高配当利回り銘柄のリストを作成した。
(11日の終値をベースにした来2006年度の配当利回り=大和総研予想)
日本オラクル <4716> (3.33%)、
JFEHD <5411> (3.19%)、
昭和シェル <5002> (3.13%)、
日産 <7201> (3.04%)、
東燃ゼネラル <5012> (2.99%)、
淀川製鋼 <5451> (2.81%)、
新日鉄 <5401> (2.81%)、
商船三井 <9104> (2.66%)、
住金 <5405> (2.59%)、
三城 <7455> (2.56%)
などが挙げられている。(S.K)
[ラジオNIKKEI2005年07月12日]
ここ2年くらいの傾向としてインカムゲイン(配当利回り)狙いの株式投資が、ちょっとした流行になっている。
インカムゲイン狙いの典型銘柄である東京電力(9501)のチャートをみても、この点は明らかだろう。
また、最近は配当利回銘柄の株式投信も人気があるという。
既に、流れは変わっているのかもしれない。
と、ここまで書いてきて、一つの疑問がふっと浮かんだ。
「もしかして、単に投資キャリアの浅い投資家が増えているんだけなんじゃないか?」
*松井、イー・トレード、楽天、カブドットコムのインターネット専業証券大手4社で構成するネット証券評議会は12日、投資状況や意識などについて個人投資家にたずねたアンケート調査の結果を発表した。それによると、株式投資キャリアが1年未満との回答が約3割を占めた。(今日のニュースより)
初めての株式投資。
何の銘柄を選ぶだろう。
僕は、東急レクリエーション(9613)という映画館の優待券がもらえる銘柄だった。配当利回りが1%強だったことも重視した。
そうなんだよな。
株式投資初心者は、結局何が値上がりするかわからないから、とりあえずお金に換算しやすい株主優待や配当を重視しやすい。
株主優待券だったら、映画代(1800円)*36枚みたいな感じで、価値を計算しやすい。
また、配当利回りも預金との比較で比較的なじみやすい指標だ。
だから、株主優待とか配当利回りに注目しがちになるのです。
とすると、上記リストの銘柄は要注目だ。