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株式投資関連
パイオニアショックから何を学ぶか。2004年10月29日掲載
今日、パイオニア(6773)が13%も下げた。
寄り付き段階では20%近くも下げていたのが高値引けではあるが、この下げは投資を学ぶ上で非常に勉強になると思うので、少し掘り下げて見たい。

パイオニア(6773)の下げ原因は、昨日の決算発表が原因である。
プラズマディスプレーといえば、パイオニアというような会社で、デジタル家電関連のいわば本命会社のような存在だ。 この会社が、中間で24%減益、期末で38%減益というショッキングな数字を出したのが今日の下げの直接的な影響であろう。

さらに日経新聞の記事によれば、パイオニアの家電部門は2005年3月期に営業赤字になるほどの採算悪化をしているという。

このように好決算を期待されていた会社が期待に反して悪い決算を発表した場合には期待過剰感から一斉に売りが出て、大きく下げるケースは多い。
ましてや日本景気成長のドライバと思われたデジタル家電製品本命企業のパイオニアであれば、投資家の失望感は大きいだろう。

皆さんはこのニュースから、何を読み取ってますか?
投資の勝者になるには、ここが勝負のカギになるでしょう。

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さて、回答編です。

パイオニアショックから学ぶべき教訓は、ただ一つ。


今が旬の銘柄は、業績が良くてあたりまえ。悪いと下げる。

ましてや、新聞で話題になっている事項の大本命銘柄は、機関投資家や個人投資家が十分に買ってしまっているので、上がる余地はほとんどない。

買うならまだ旬で無い銘柄か、大本命ではない銘柄を買うべきですね。

これは投資の必勝法です!